学校で必ずと言っていいほど聞かされる牛乳神話。
牛乳=カルシウム=骨という耳にタコができるぐらい聞かされる深い洗脳教育です。
「牛乳はカルシウムが豊富で骨を丈夫にするから沢山飲みましょう。飲まないと身長も伸びないし、骨も脆くなって骨粗鬆症になり、骨折しますよ!」と。
しかし、骨はカルシウムだけで出来ているわけではありません。過去にも述べましたが、骨はタンパク質とマグネシウムなどの様々なミネラルで出来ています。
○骨粗鬆症の「奇跡の薬」だと期待された「ビスホスホネート製剤」の矛盾
なので、「牛乳は骨!」と思って無理やり一生懸命飲んでも全く意味がありません。
それどころか、牛乳にはカルシウムが多くマグネシウムがほとんど含まれていないため、「牛乳は骨!」と思って無理やり飲み続けていると、カルシウム過多になり、体内のマグネシウムが排泄されてしまいます。
その結果、マグネシウムが不足して、逆に骨が脆くなり骨折しやすくなるのです。
さらに、マグネシウムに対するカルシウムの摂取比率が高いほど、虚血性心疾患などの動脈硬化性疾患死亡率が高いという報告もあるので、どう考えても牛乳は健康食品ではありません。嗜好品です。
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マグネシウムが不足すると骨の主成分であるハイドロキシアパタイトの結晶表面からマグネシウムが溶け出し、それを補うために結晶内部からマグネシウムが表面に移動します。ハイドロキシアパタイトの結晶密度が低くなることで、骨がスカスカになる「骨粗しょう症」のリスクが高まります。骨と歯の形成のためにはカルシウムだけでなく、マグネシウムもしっかり摂ることが硬くて丈夫な骨をつくるうえで大切です。
食事中のマグネシウムに対するカルシウムの摂取比率が高いほど、虚血性心疾患などの動脈硬化性疾患死亡率が高いという報告(※1)が既にあります。動脈硬化性疾患の予防のためには、マグネシウムに対してカルシウムの比率は1:1~1.5くらいにするのが理想的だと考えられます。
また、カルシウムを必要以上に摂り過ぎると、余った分は尿として排せつされますが、その際に体内のマグネシウムも一緒に排せつされるため、ますますマグネシウムが不足することになります。こうした状態を防ぐためにも、意識してカルシウム以上にマグネシウムを摂ることを心掛けましょう。
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また、日本人よりも沢山の牛乳を摂取している欧米人は骨粗鬆症や骨折が多く、世界で最も牛乳を飲んでいるノルウェーでは、その骨折率が日本の5倍にものぼるとのこと。
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日本人よりもはるかに多量の牛乳・乳製品を摂取している欧米人に骨粗鬆症や骨折が多いことは、あまり知られていません。アメリカでは1000万人以上が骨粗鬆症に悩まされ、50歳以上の女性の2人に1人、男性の8人に1人が、骨粗鬆症が原因で骨折しています。アメリカ人はカルシウムの4分の3を牛乳や乳製品から摂取しています。世界で最も牛乳を飲んでいるノルウェーでの骨折率は、日本の5倍にものぼります。日本でも、牛乳を飲んでいなかった昔の子どもたちよりも、今の子どもたちの方が10倍骨折しやすいと指摘されています。
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牛乳の効果が全く出ていないですね。いや、これこそが牛乳の効果でしょう。
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ではカルシウムをとればいいのか?それこそが大きな誤解だ。骨とカルシウムについては山田氏が詳しいので著書「老けない体は骨で決まる」を読んで頂きたいが、簡単にいえばカルシウムだけとってもダメである。同時に取るマグネシウムに重要性があり、さらにいえば不飽和脂肪酸であるオメガ3、シリカやコラーゲンやムコ多糖類などをうまく摂取することこそが重要なのである。そしてこの条件に合わないものが牛乳であるからこそ、牛乳不用説が唱えられているのである。牛乳やその発酵、食品がないと生きていくことさえ難しい世界が存在するので、牛乳を完全否定するのは難しいかもしれない。しかし牛乳はいいことばかりではなく、むしろ悪いことが多いのは一般人が知っても何の損でもない。
牛乳の栄養成分表を見ると確かに重要な栄養素が入っている。このことは間違いない事実だが、これでカルシウム豊富なので牛乳を飲めば骨が強くなるかというとそうではない。これは牛乳の中にはマグネシウムが含まれてはいないためだ。そうすると何が起こるかというと、骨はむしろとけてしまうという奇妙な現象が起こる。違ういい方をすれば牛乳を飲めば飲むほどに骨は弱くなってしまう。
沖縄の三大学共同研究では、沖縄の100歳以上の老人が、乳製品をほとんど取らないのに、股関節の骨折率が非常に低いことを発見。乳製品をあまりとっていない地域ほど骨粗鬆症が低く、カルシウムの摂取減として、大豆や海藻、キャベツやブロッコリーの価値を推奨している。骨を強くするためには牛乳に頼ってもむしろ逆効果であり、生命の輪を尊重した食生活に留意せねばならない。また運動や小魚は研究上骨にいいことは証明されており、牛乳よりもこちらを重視せねばならない。
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そもそもなぜ、そこまでして牛乳にこだわるのでしょうか。カルシウムが豊富な食べ物なら他にも沢山あるのに。
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特に、カルシウム摂取の代表選手のように言われるが、扇動的なコマーシャルによる迷信である。カルシウムの含有量は、ごま、ひじき、煮干し、干しえびなどのほうが牛乳の約10~22倍もある。
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しかも、小魚や海藻などはカルシウムが豊富なだけでなく、マグネシウムも豊富なので、わざわざ牛乳を飲むよりそれらを適切に食べた方が骨に良いと思いますが。
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とくに海藻や小魚には、豊富なマグネシウムが含まれており、食卓に常備しておきたい食べ物です。マグネシウムは、体内でさまざまな酵素の働きをサポートしており、生命を維持するうえで重要な役割を果たしています。加工食品の多い現代では、不足しがちな栄養素であるため、意識してマグネシウムを摂取するとよいでしょう。
※可食部100gあたり
(註 :ちなみに、牛乳100gあたりのマグネシウム量は10mgです。)(参考こちら)
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このようにカルシウムやマグネシウムが豊富な食品は沢山あるので、わざわざマグネシウムの少ない牛乳でカルシウムを補う必要など全くありません。
それなのに学校では毎日給食に牛乳が出てきて、子供たちに強制的に毎日牛乳を飲ませていますが、これは完全に狂っています。
つまり牛乳を毎日飲ませることで、子供たちをカルシウム過多によるマグネシウム不足に陥れ、骨を強くすると言いながら、子供たちの骨をボロボロにしているわけです。さらに、マグネシウムは脳の機能にも関わってくるので、子供たちをマグネシウム不足にさせることで、骨だけでなく脳の機能をも衰えさせようとしているわけですね。
🧠マグネシウムの摂取量が多い人ほど、脳が大きくなっていた🧠
— 地球の管理栄養士 RYUUTA (@kokorozashi_17) March 24, 2024
✅マグネシウムの摂取量が多い人は、海馬の体積が大きくなっていた。
✅ 食事から摂取するマグネシウムの量が1日350mgを超え、そこから1mg増えるごとに灰白質と海馬の体積が増加していた。… pic.twitter.com/mYQyB5JztZ
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骨の強化あと血流の促進、血圧の安定にも深く関わっています。マグネシウムの不足で血流量と血圧が下がる。脳に送り込まれる酸素の量が足りなくなったり、集中力、記憶力を低下させてしまいます。マグネシウムが十分あれば学習能力向上しますし、マグネシウムは脳の働きよくする「天才ミネラル」と言われています。
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なので、「牛乳は骨!」と思って積極的に飲むのではなく、あくまで牛乳は嗜好品として飲み、カルシウムやマグネシウムが豊富な野菜や海産物などを積極的に食べるべきです。
全ての悪人が厳正に裁かれ、世界中の人々が救われますように。心から祈ります。
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