抗認知症薬にはアセチルコリンエステラーゼ阻害薬とNMDA受容体阻害薬というものがあります。
アセチルコリンエステラーゼ阻害薬は有機リン酸系殺虫剤=サリンやVXガスであり、サリンやVXガスの毒性を弱めたような劇薬を認知症の患者に使っているというお話をしました。
○サリンやVXガスで認知症を治療させようとする現代医療のおぞましさ。
そして、NMDA受容体阻害薬にはメマリーという薬が一種類だけ存在しますが、実はこのメマリーは麻薬であるケタミンやフェンシクリジンと全く同じものです。
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メマンチン(メマリー®)は「中等度及び高度アルツハイマー型認知症(以下、AD)における認知症症状の進行抑制」を適応とする。ADではグルタミン酸神経系の機能異常、特にグルタミン酸受容体のサブタイプNMDA(N-メチル-D-アスパラギン酸)受容体の過剰な興奮による興奮毒性で神経細胞が壊される結果発症すると考えられる。メマンチンはNMDA受容体を阻害して神経を保護する、とメーカーは説明する。しかし、正常な神経・精神機能は、興奮系と抑制系の神経のバランスが保たれて維持されているが、メマンチンは興奮系よりも抑制系の阻害作用が強いため、全体としてドパミンやアセチルコリンの分泌を高め、認知機能をわずかに改善しても、それ以上にせん妄や幻覚、行動異常を誘発することが確認されている。
(註: つまり、害でしかないということ。)
フランス保健省はメマンチンを含むAD治療剤4剤を2018年8月から保険適応停止している。有効性の面では、QOLの改善、介護者の負担軽減、施設入所までの期間を遅らせる、総死亡率の減少などの改善効果がなく、安全面では、消化器や循環器、精神神経障害などの害があり、4剤とも公衆衛生上の有益性がないとしている。
2020年にフランスのチームが、ソーシャルメディアネットワーク「Reddit」に投稿されたメマンチン乱用の自己報告書を調査した。2010年から2019年にReddit上でメマンチンに関する議論が307件確認された。メマンチン使用の経験に関する自己報告136件が調査され、そのうち39件は快楽を得る目的での使用だった。快楽を得ることを目的とした使用の平均用量は156mg(治療用量の1日最大量の8倍)だった。使用者が求めた体験は解離状態、つまり幻覚、時間と場所の歪み、環境や自分の身体に対する知覚を含む知覚変容だった。使用者の大部分は、メマンチンを使用する前に同様の解離性の体験をデキストロメトルファン(メジコン®)で経験したことを報告していた。
100件の自己報告ではADとは無関係の 自己治療(セルフメディケーション)での常用についても記載されていた。平均用量は23mg/日を15週間だった。使用者が求めた主な効果は、不安、うつ、注意欠如多動症/注意欠如多動性障害(ADHD)または強迫症/強迫性障害(OCD)の緩和だった。また、認知機能の向上の目的での使用もあった。慢性使用者の77%が、害反応として解離(26例)、頭にもやがかかった状態(16例)、不安(9例)、不眠等を報告した。
メマンチン、アマンタジン、デキストロメトルファンは、ケタミン及びエスケタミンと同じNMDA受容体拮抗剤であり、とくに解離作用が生じることが多い。メマンチンには、精神障害および嗜癖を起こすことで知られるドパミン作用とアトロピン様作用もある。
(註: つまり、麻薬を飲んでいるのと一緒ということ。)
麻酔剤のケタミンや乱用物質フェンシクリジン(PCP)もNMDA受容体拮抗剤に分類される。ケタミンもPCP同様、中枢神経系の抑制作用、鎮痛作用が見られる一方、呼吸抑制が少なく、血圧低下も招きにくいことから、大脳皮質は抑制しても、大脳辺縁系は抑制しないと考えられ、解離性麻酔剤と命名された 。ケタミンは、悪夢、浮遊感覚(幽体離脱)などの解離症状や幻覚などの精神病症状も引き起こし、1970年代後半から米国の若者の間で乱用が社会問題になり、日本でも2007年に麻薬指定された。
(中略)
メマンチンは、解離症状を引き起こし、向精神剤の中でも乱用による問題が起こりやすい。NMDA受容体拮抗剤という性質上、乱用されたり統合失調症様の症状を生じたりする可能性は十分あり得るが、日本では添付文書では乱用について注意喚起されていない。心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対してメマンチンのオープンラベル臨床試験が実施されている。そのため今後適応が拡大される可能性があり、メマンチンの乱用が今後社会問題化することが懸念される。
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「麻酔剤のケタミン(麻薬)や乱用物質フェンシクリジン(麻薬)もNMDA受容体阻害薬に分類される。」
つまり、メマリーは麻薬と同じということです。
だからこそ、メマリーは快楽を得るためにも使われるのですね。
神経細胞を保護すると言いながら、その実、神経細胞を破壊するというわけです。
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メマリー・メマンチンはこのグルタミン酸の過剰分泌を抑制することによって、神経細胞を保護し、認知症の症状を改善するとされています。
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NMDA受容体拮抗薬には精神異常誘発作用(psychotomimetic activity)があり、また、場合によっては神経細胞障害を引き起こす事も報告されている。
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こういうわけなので、メマリーの副作用には頻度不明で歩行障害や不随意運動(振戦、チック、ジスキネジー等)があるし、認知症の進行も抑制することができないのです。
しかし、ヤブ医者どもはこの「麻薬」と「殺虫剤」の両方を使って患者を毒漬けにし、患者の認知症を治療していこうとするでしょう。
これを現代医学と言うのですから、本当に呆れたものです。



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